強い台風10号は、今週の29日に愛媛県内に最も接近するおそれがあります。
7月の土砂崩れで被害を受けた松山市緑町の住民からは、不安の声が聞かれます。
土砂崩れで経営する飲食店が被害を受けた竹田利宣さんは、1か月以上の避難生活を経て、3日前に店舗兼住宅に戻ったばかりです。
接近する台風に不安が募ります。
「台風は怖いですね。同じように崩れるんじゃないかと思って」
竹田さんの店は修復作業中で、木の板を壊れた扉の代わりにして入口を塞いでいます。
業者に修理を依頼していますが、台風が来るまでに修復が間に合うかどうか分からない状態です。
「台風が来るまでに終わればいいけど、どっちかなとやきもきしている。空いているところから風がドーンと入ってくると屋根なんてすぐ飛んでしまいますからね。心配」
土砂災害から少しずつ立ち上がろうとする中での台風接近。
住民たちの不安な日々は続きます。
注目の記事
「“離脱して良かった”という声の方が多い」自公連立に“終止符”を打った会談の裏側と「高市総裁は総理になれるのか?」公明・斉藤代表に聞いた【news23】

敗者の脳は語る— マウス社会の「負けグセ」をつくるスイッチを発見! 脳から特定の部位を取り除くと…

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線
