普通免許を持つ一般のドライバーがタクシーを運転して有償で客を運ぶことができるライドシェアが、石垣市で始まりました。


石垣版ライドシェアは、タクシードライバー不足の解消などを目的に稼働していないタクシーを使って普通免許を持つ一般のドライバーが運行できるようにする独自のライドシェアで、道路運送法の規制緩和により可能となりました。


ライドシェア開始に伴い、石垣市役所では関係者が参加して事業内容の説明やテープカットが行われました。


発表によりますと運賃の支払いはキャッシュレス決済のみで、空き時間などを利用してドライバーを希望する人は事前にタクシー会社で講習などを受け、金曜日と土曜日の午後4時から翌朝午前5時までの間に3時間運行することができるということです。

▽県ハイヤー・タクシー協会八重山支部 伊良皆高司支部長
「(タクシー不足で)市民の方にご迷惑をかけていますので、タクシー不足が解消できたらと考えています」

沖縄総合事務局によりますとタクシーを使ったライドシェアは石垣市が県内で初めてで、自治体から補助金が出るのも初の事例だということです。