名護市辺野古で6年ぶりに大綱引きが行われ、住民らが4トンの大綱を引きあいました。

辺野古大綱引きは3年に1度、五穀豊穣と無病息災などを願って行われる地区最大の伝統行事で、コロナ禍を挟み25日6年ぶりに開催されました。

たいまつに火をつけて駆け回る「テービーガーエー」が始まると、被ると幸福や健康になるとされている火の粉を求めて観客が集まり、会場からは歓声が上がりました。
▽参加者
「何も考えずワーって叫びながら走り回りました」
「みんなでワイワイして同級生と楽しかったです」
「こういう綱をつくるためには区民総出じゃないとできません。これは協力の賜物ですね」

若武者などに扮した支度が披露された後、長さおよそ60メートル、重さ4トンに及ぶ大綱が登場。カヌチ棒が入れられると、東と西の引き手たちが一斉に力を込めました。
綱引きは2回にわたって行われ、熱戦の末2回とも東が勝利をおさめました。