筋肉痛は「筋肉の耐久力を超えた運動」から
記者「そもそも筋肉痛はなぜ起こるのでしょうか」
長田整形外科クリニック・長田茂樹医師:「現代医学でも、筋肉痛が起こるメカニズムについては、まだ完全に解明されていませんが、筋肉痛は、『筋肉の耐久力を超えた運動』をすることに起因して発生します。負荷の大きな運動や長時間の運動、もしくはその両方を行って筋肉が耐えられるレベルを超えると痛みが生じます」

長田医師によりますと、以前まで筋肉痛の原因は、乳酸などの疲労物質がたまることだといわれてきたとのことですが…
長田整形外科クリニック・長田茂樹医師:「普段使わない筋肉を使ったり、負荷の大きい運動をしたりすると筋線維(筋肉を構成する細胞)に小さな傷がついて、それを修復する過程で炎症反応が起こり、これに伴い痛みを引き起こす物質が分泌され筋肉痛が生じるという説が近年では主流になってきています」