沖縄・辺野古の海を埋め立てて造られる新たな米軍基地。「マヨネーズ並み」とも言われる軟弱基盤が広がる海域で、埋め立て工事が始まりました。

こうした軟弱基盤に7万本の杭を打ち込んで行われる“前例のない難工事”とは?増え続ける予算がさらに膨張する懸念とは?そして、いつになったら完成するのか?手作り解説でお伝えします。

“前例のない難工事”

沖縄県で名護市・辺野古の海を埋め立てて建設するアメリカ軍の基地ですが、V字形の滑走路を作るため、東京ディズニーリゾートの約1.5倍の広さの海を埋め立てます。

面積が小さく水深も浅い南側は、ほぼ埋め立てが終わっていて、今回は北側で埋め立て工事が着手されました。

しかし、これが「前例のない難工事だ」と言われているのです。どういうことなのでしょうか。