台風10号にどう備える?
風の強さのイメージを確認しておきましょう。
平均風速で秒速10~15メートルでは、人は風に向かって歩きにくくなり、傘をさすことができなくなります。
15~20メートルでは、人は風に向かって歩けなくなり、一部の人は転倒します。
電線が音を立て始め、看板やトタン板が外れ始めます。車は強風に流される感覚が大きくなります。屋根瓦・屋根葺材が剥がれ始め、シャッターが揺れます。
20~30メートルでは何かにつかまっていないと立っていられなくなります。車を通常の速度で運転することが困難になります。30メートルに近づくと細い木の幹が折れ、倒れ始めるほか、看板が落下・飛散します。

30~35メートルでは固定の不十分な金属屋根の葺材がめくれます。
35~40メートルになると屋外での行動は極めて危険です。走行中のトラックが横転したり、金属屋根の葺材が広い範囲で剥がれます。
物干し竿や鉢植えなど、家の周りに飛びそうなものがないか確認するようにしてください。

いざというとき、すぐに避難できるよう経路や場所を確認しておきましょう。
お子さんが安心できるように、好きなお菓子を用意しておくというのもひとつの方法です。