東京電力柏崎刈羽原発での原子力災害を想定し、ヘリコプターと船舶を使った避難訓練が行われました。


訓練は地震によって柏崎刈羽原発で原子力災害が起きたという想定です。道路が寸断し、孤立してしまった地域から避難するため、住民たちはヘリコプターに乗り込みます。その後、船に乗り継ぎ、上越市の直江津港へと向かいました。こうした航空機と船舶が連動した訓練は初めてだということです。


【参加した住民】
「大変スムーズにいった」
「冬場ですと特に海が荒れたりとかするでしょうし、風もかなり強く冬場は吹くのでヘリコプターとかもどうなのかなと思った」


【柏崎市桜井雅浩市長】
「原子力発電所のPAZ(半径5キロ)圏内の方々の高齢化率は40%を超えているだろうと。高齢者への対応といった部分に(訓練を)拝見していても不安を感じる部分があった」


また、24日は柏崎市独自の訓練としてマイナンバーカードを使った住民の本人確認も行われました。