アスリート向け就活セミナーで見えた“ある傾向”
アスリート向けに就職セミナーを行う会社があります。

エイジェックスポーツマネジメント 小池康之さん
「非常に初歩的な最初の入りのところから教える場合もありますね。名刺の渡し方とかですね、履歴書作成とか」
引退後、どんな職に就きたいか。こんな傾向があるそうです。

小池康之さん
「やりたいことっていうのはやっぱり基本はどこまでいってもスポーツを基本として考えるっていうところでは、ある一方では非常に前向きなんですけども、ある一方では職種とか業種を狭めてしまってるっていう問題はあると思いますね。
スポーツしかやってこなかったっていうところではないんだよと。スポーツをやってきたんだからこういうことができるんだよ、という前向きな言葉は教えてますね」
元プロ野球選手の寺島さん 引退後に見た「知らなかった世界」
元プロ野球選手の寺島さん。2024年、新たな仕事を始めました。

寺島成輝さん
「主にDXコンサルティングの業務を行っています。今は野球から離れて、知らなかった世界をたくさん見させていただいてるので、まずはそこでできるようになること」
いま、現役アスリートに伝えたいことは―

寺島成輝さん
「まずアスリート人生を今過ごしているならば、まず前提、今のスポーツに集中することは大事だと思います。ただやはり、誰しもがプレーヤーとしての終わり、寿命が来ると思ってます。なので、やはりその先を考えることっていうのは何も悪いことではなく、自分にとってすごくプラスになることだという風に思ってほしいなとは僕は思いますね。」