「長期輸送に適した品種改良、実は硬い桃が」

オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表:
輸出品のうち野菜と果物は5%くらいと、まだまだ少ないんです。

冷凍できなかったり、飛行機などで輸送している間に傷んだりするので、なかなか難しいんです。桃もすごく人気ですが、国内だけでも傷みやすいです。海外に出すときに結構傷むことが多いんです。

なので、硬くてシャリシャリしている桃の品種改良がかなり進んでいます。国内でも結構固い桃は人気になってきていますが、輸出にも向いています。すごく可能性があると思っています。

ホラン千秋キャスター:
日本のフルーツや野菜は、美味しさはもちろん、ブランド化するのが非常に上手いじゃないですか。商品力も、すでにあります。それをどう長期輸送させようかという点がクリアできればもっと広がりそうですね。

オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表:
ブランドのイメージもすごくいいので、物流や輸送に耐えられる品質が追いついてくると、一気に伸びるポテンシャルがあると思っています。

井上貴博キャスター:
シャインマスカットなどのブランドの農産品の種が、海外に無断で持ち出されて中国などでも急拡大したという問題がありました。法改正して持ち出せないようにしましたが、日本のブランドはある程度守られているんですか。

オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表:
種苗法改正されてからは、特に守られているはずだと思っています。まさにシャインマスカットは、特に競争が激しくなって、香港などでも韓国産の安いものがいっぱい入っています。

ある意味、繰り返さないように、次の品種はしっかり守っていく必要があると思います。