「どこのスーパーでもずっとないわけではない」
(JAあいち経済連 米穀部 中村隆志さん)
「適正在庫量は180万トン~200万トン。(156万トンは)やはり足りないという不足感が出る数字。(Q:全くないという訳ではない?)日本から全て米がなくなるとか、どこのスーパーも(米が)ずっとなくなるわけではない」
米が完全に消えてしまう事態にはならないということで安心しましたが、今回取材したスーパーの店頭の状況が示しているように価格高騰は起きています。

去年、JAグループなどが卸売業者に販売した2023年産の米の取引価格は、前の年より14%も高くなりました。その影響が新米に切り替わる今のタイミングで出てきたといいます。ただし「これは一時的なものだと思う」とJAの中村さんは話します。
(JAあいち経済連 米穀部 中村隆志さん)
「愛知県では、お盆過ぎから『あきたこまち』や『コシヒカリ』、全国では9月下旬ごろから各地の新米が収穫されて店頭に並び始めるので、そうなれば米不足は解消されるのではないか」

今回取材した名古屋市内のスーパーでは去年は25種類ほどの商品を扱っていましたが、猛暑の影響で今は17種類に減ってしまったということでした。しかし、今後の米不足については。
(サンエース 商品本部長 宮下裕基さん)
「相場は去年と比べて高くなるが、今は扱っていない米が復活するので、買い物はしやすくなると思います」














