仙台市泉区の男性が警察官などを名乗る男らに600万円をだまし取られた事件で、巧妙な手口の詳細が見えてきました。きっかけは、固定電話にかかってきた自動音声でした。
はじまりは不審な自動音声
7月30日、仙台市泉区の70代男性の自宅に不審な自動音声の電話がかかってきました。

自動音声:
「総務省です。あと2時間以内に電話が使えなくなります。オペレーターにつなぐ場合は1番を押してください」
音声に従うと総務省の担当者を名乗る男に電話が繋がりました。

総務省職員装う男:
「あなたの名義で携帯電話が契約され、迷惑メールが多数送られています。心当たりがなければ警察に相談してください」