ワクチン3回接種済みの大吉アナの数値は?7月に感染した撮影スタッフの場合は?
(大吉アナ)「私は全部モデルナ社のワクチンで、今年5月に3回目接種を終えました。そして、新型コロナウイルスに罹患したことは一度もありません。というか、自分では、ないと思っています」
(伊藤さん)「新型コロナウイルスに罹患したかどうかもわかります」
(大吉アナ)「えっ!そんなこともわかるんですか。何か丸裸にされるような気分ですね」
そして、測定結果が出ました。数値が1万5000あれば「十分な抗体量がある」と言えるということです。結果を見ると、2年前に流行した従来株は11万3720で、基準を大きく超えました。その一方で、いま流行しているオミクロン株「BA.4」「BA.5」はわずか1270で、十分な抗体量はありませんでした。
(大吉アナウンサー)
「こうやってはっきり数字で示されると、今後、例えば『BA.4』『BA.5』対応型ワクチンが出てきたときに、打ちたいというモチベーションがわきますね」
ちなみに、過去に無症状での感染はあったのか見てみると…。
(伊藤さん)「やはり、感染はされていないですね」
(大吉アナ)「私は感染したことがないと言える?」
感染による抗体量は669で、過去に感染していなかったと言えるそうです。
大吉アナウンサーのほかに撮影スタッフも測定。3月に3回目のワクチンを接種をしたものの、7月に新型コロナウイルスに感染したカメラマンの数値は…。
(理化学研究所 伊藤嘉浩主任研究員)
「『BA.4』『BA.5』も5万なので、十分な抗体量を持っておられると考えられます」
基準1万5000を大きく超える5万という数値。大吉アナウンサーの結果と比べてみても、その差はケタ違いでした。
一方で、去年11月に2回目のワクチンを接種し、3回目はまだというカメラアシスタントの9か月たったあとの抗体量は…。
(理化学研究所 伊藤嘉浩主任研究員)
「あの…もうほとんど抗体は残っていないんじゃないかなという感じですね」
すべての株において、抗体量は低い結果となりました。
(伊藤さん)「副反応が心配で3回目は?」
(カメラアシスタント)「そうですね。2回目を打った時にしんどかったので…」