宮崎県内平野部の各地では、先月下旬からまとまった雨のない状態が続いていましたが、宮崎市で、19日、およそ3週間ぶりに1ミリ以上の雨が降りました。
雨不足で芝生が変色するなどの影響が出ていたゴルフ場の関係者からは安堵の声が聞かれました。
久しぶりにまとまった雨が降った宮崎市。この雨を待ち望んでいたのはゴルフ場です。
(宮崎カントリークラブ管理部コース課 長友利彦課長)
「乾燥して焼けている状態」
宮崎カントリークラブでは、夏に強い芝を採用し、散水設備が備わっているグリーンはきれいな緑色の芝生が広がっていますが、手作業で散水を行うフェアウェイは管理が難しく、ところどころ日焼けにより芝生が茶色くなっています。
こうしたなか、宮崎市で、19日、23日ぶりに1ミリ以上の雨が降り、緑色に戻りつつある芝もみられるということです。
(宮崎カントリークラブ管理部コース課 長友利彦課長)
「(きのうまでは)本当に茶色が多くて秋の宮崎カントリーみたいな感じ。雨が降る分、こういう(散水)作業が一つ空くわけなので、またほかの作業にいけるので、本当に恵みの雨でした」
気象予報士の野田さんは、今週末に再び雨が予想されるものの、前線の動きに左右されると話します。
(気象予報士 野田俊一郎さん)
「前線の影響を受けるタイミングで、まず雨が降る可能性のある時期がある。そして、今、日本の南海上では台風ができやすくなっていますので、その動きというのは今後も注目しておく必要があるかなと思います」
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