鹿児島県曽於市に今年4月に開設された獣医師を養成する施設「南九州畜産獣医学拠点」で、19日から全国の大学から学生の受け入れが始まりました。
南九州畜産獣医学拠点は、曽於市が県立財部高校跡地に鹿児島大学と連携して4月に整備したもので、畜産業を担う人材の育成などを行っています。
これまでは鹿児島大学の学生が学んでいましたが、19日から全国から大学生を受け入れることになり、鳥取大学や神奈川の麻布大学など5つの大学から獣医師を目指す10人の学生が実習に訪れました。
(鳥取大学)「馬について4泊5日といった長い期間で集中して学べる機会は非常に少ないので、大学生のうちに機会をいただけるのはありがたい」
(麻布大学)「座学もあり、(動物と)ふれあいながら学んでいけたら」
(鹿児島大学共同獣医学部・帆保誠二教授)「(大学で)馬とか豚、鶏の実習はほとんどできていないので、全国の学生に教育できるのは、我々としては非常にうれしい」
実習は4泊5日の日程で、牛や馬の飼育体験などが行われます。














