リアルな描写を追求

作中には大分をモデルにした描写がふんだんに盛り込まれています。若杉さんは連載前から取材活動を積極的に行い、街並みや風景、日常の生活・会話、祭りなどを物語の中に落とし込んでいきました。

若杉公徳さん:
「取材で実際に出会って話をすると面白いことがたくさんある。女性を主人公にするのは初めてですが、1話目の最初にある主人公と編集担当者とのやり取りは、本当にあった出来事なんです」

「背景も忠実に再現しています。写真を撮っていて、道順も含め背景をあわせて描いているので、そういったところも見て楽しんでもらいたい」

作中に登場するスーパー「あじよし」は、若杉さんの地元に実在。この日、若杉さんは店を訪れ、店内の様子を撮影しました。

あべよしストア 安部恵一社長:
「実名でよかったんですけど、できればずっとコラボしてほしいですね」

若杉公徳さん:
「では遠慮なく(笑)。買い物に行くシーンとかも全部出させていただきます」