お盆に県外の家族分をまとめ買いで品薄に 新米入荷の今月下旬まで何とか…

30年ぶりの深刻なコメ不足に追い打ちをかけたのが、今月8日に宮崎県の日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震です。気象庁が初めて南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表したことで、備蓄用のコメを購入する人が増えたのです。

こちらの店舗でも、保存食を購入する人が増え品薄になったといいます。

さらに、お盆に入ってからは、富山県外の家族や親戚のために購入する人が増加。富山県産米やパックご飯などが品薄状態となっています。

シマヤ立山店・食品チーフ・尾山徹宏さん:「お盆の前半のときに商品自体がすっからかんになって、ほぼない状態になっていました。下の段の方は、ほぼゼロに近い状態」

店には、今月下旬に早生品種のてんたかくの新米が入荷される予定で、それまでは在庫を切らさないようにしたいとしています。