子どもたちと地域の人たちが津見島の未来についてアイデアを出し合う意見交換会が行われました。

うるま市・勝連半島の南東約4キロに浮かぶ津堅島は、人口の流出や就業の場が少ないことなど離島特有の課題を抱えています。

島の出身者やゆかりのある人でつくる「ビティ島(しま)応援会」は3年前から意見交換会を開いていて、今年も島の小中学校に通う児童と生徒合わせて7人が参加して島を活性化させるためのアイデアを出し合いました。

「ビティ島」とは「私の島」という意味の津堅島の言葉です。

子どもたちからは「訪れる人のためにコンビニエンスストアを誘致してはどうか」とか「様々なアトラクションが楽しめる施設をつくって経済を活性化させたらいいのではないか」などの意見があがっていました。

また「子どものフェリー代を無料にすれば転校生も増えて学校も賑やかになる」といった生徒ならではの視点からの提言も出されました。

▽津堅小中学校 児童生徒会 宮城愛兎会長
「島を盛り上げたり、浜をきれいにしたりして、人がたくさん来れるようにしたいです」


▽ビティ島応援会赤嶺清共同代表
「応援会も一緒になって、子どもたちも一緒になって、島の環境整備からいろいろやっていきたい」

主催したビティ島応援会では島の清掃活動や岸壁アートの修復など身近なことから子どもたちと協力して実施することにしています。
(6日 中部通信員 高瀬弘行)