台風7号の接近で、果樹などへの影響が懸念されています。
長野県上田市の小林広幸さん、73歳。
先祖代々守ってきた畑でリンゴとブドウを栽培しています。

いまは育てているリンゴの中で最も早くとれる品種・シナノリップの収穫が始まったばかりです。
■小林さん
「ここはもうやりようがないのでこのまんま もうニュースは常時見ていますよ 台風がどこへ来るかで風向き変わるじゃないですか」
最も力をいれているブドウは8月下旬の初出荷まであと1週間から10日ほど。
台風では房があおられて枝にぶつかり、実に傷がつくなどのおそれが。
畑の周りを防風ネットで囲い、場合によっては追加で張る必要もあるといいます。
■小林さん
「冬からずっとやっていて 今台風にこられるのは非常に切ないんだけど それもそれでしょうがないじゃないですか もうあきらめるというか そういうものだと思っているので」
リンゴやブドウの収穫期を前に農家が気をもんでいます。