今年4月現在、愛媛県内の総人口に占める65歳以上の割合「高齢化率」は33.8%で、過去最高を更新したことが県のまとめで分かりました。

愛媛県長寿介護課によりますと、県内の65歳以上人口は、今年4月現在、44万898人で、総人口130万4400人に占める割合=高齢化率が33.8%と、去年と比べ0.35ポイント上昇、過去最高を更新しました。

県内20市町のうち、高齢化率が最も高かったのは久万高原町の50.2%で、初めて50%を超えました。

以下、愛媛県20市町の高齢化率。(今年4月1日現在の住民基本台帳に基づく)

1 久万高原町 50.20%
2 伊方町 49.85%
3 上島町 47.75%
4 愛南町 46.99%
5 松野町 46.98%
6 鬼北町 46.36%
7 西予市 44.40%
8 内子町 41.99%
9 八幡浜市 41.93%
10 宇和島市 41.03%
11 大洲市 38.25%
12 今治市 35.97%
13 砥部町 35.13%
14 伊予市 35.06%
15 四国中央市 34.06%
16 西条市 33.36%
17 新居浜市 32.74%
18 東温市 32.15%
19 松前町 32.05%
20 松山市 29.22%

愛媛県内の65歳以上人口は、おととしの44万3774人をピークに減少に転じていますが、国の研究機関の推計によりますと、高齢化率は上昇を続け、2050年には43%と、現在と比べ10ポイント程アップする見通しです。