■自民党がアンケート実施 “関係深い議員”公表へ

自民党は26日付けで党所属の国会議員にアンケートを配布。会合への出席の有無や選挙支援を受けたかどうかなど8項目について具体的に記入するよう求めています。

山際大臣に選挙支援を受けたか尋ねると…

山際経済再生担当大臣
「選挙を応援してくださっている方が、内心の自由としてどのようなお考えをお持ちかということを確認するかと言われれば、確認はしないですね。ですから、そういう意味で確認はできないということは、これまでも申し上げてきたわけですね」

山際氏は「確認できない」としました。その上で…

山際経済再生担当大臣
「明示的に当該団体に対し、選挙の依頼をしたことはありません」

記者
「1年をめどに関連資料等は廃棄するという趣旨のお話がありましたけれども、資料がなくても確認できるということでしょうか?」

山際経済再生担当大臣
「私自身の記憶と、そして事務所のメンバー、今までも事務所のメンバーとずっと一緒に仕事をしてきましたから、そのことを総合して私の記憶の限りで、そういう依頼をしたことはないので『ない』と申し上げているわけですね」

元信者らの被害相談にのってきた渡辺弁護士は「議員の事務所関係者と教団との接点についても自民党のアンケートで確認すべき」と訴えます。


全国霊感商法対策弁護士連絡会 渡辺博弁護士
「私からしたら統一教会の信者を秘書として使っているかどうか、ぜひ聞いて欲しい。20年前は一番多かったと思うんですか、統一教会辞めてきた元秘書の話だと『100人はいますよ』と。議員の活動が、秘書を通じて統一教会に漏れてしまっていることが大問題だと思います」

自民党は、9月2日までにアンケートに回答するよう求めていて、「選挙支援」や「寄付」を受けた議員については氏名を公表する方針です。