パリオリンピック™の興奮の余韻が続く中、4年後のロス五輪への期待が高まっています。ロス五輪でメダル期待大の注目競技や“激変”する競技があるようです。

パリ五輪 海外開催最多 日本勢メダル45個

良原安美キャスター:
今回のパリオリンピックでは、海外開催最多となる45個のメダルを獲得しました。なかでもメダルを量産したのが、▼レスリング(金8・銀1・銅2)▼柔道(金3・銀2・銅3)▼フェンシング(金2・銀1・銅2)です。

ロス五輪 「 ブレイキン実施なし」「野球・ソフト復活 」大谷翔平選手は出場に意欲

次に開催される2028年ロスオリンピックでは、今回の大会で新たに追加種目となったブレイキンは実施されないということです。

新たに追加される種目は「ラクロス」「クリケット」「スカッシュ」「野球・ソフトボール」「フラッグフットボール」になります。

このなかで日本が注目するのは「野球・ソフトボール」です。野球は東京オリンピックで金メダルを獲得しましたが、次のロスオリンピックについて大谷翔平選手は出場に意欲を示しているそうです。

またソフトボールも、2008年北京オリンピック、2021年東京オリンピックで金メダルを獲得していますが、両大会に出場した上野由岐子選手が出場するのか注目が集まっています。

そしてもう一つ、追加種目の中で注目したいのが120年ぶりに復活する「ラクロス」です。この競技はサッカーと同程度の広さのコートで、スティックを使ってボールを相手ゴールに入れ得点を競います。

競技人口は世界で約90万人、日本では約11万人。日本ではサークルや部活があるということで大学から始める方が多いそうです。

実は南波雅俊キャスターも立教大学ラクロス部でした。ロスオリンピックでは野球とラクロスの実況が目標だということです。

このラクロスは通常10人でプレーをするのですが、ロスオリンピックでは「6人制」になります。男子ラクロス日本代表は「ワールドゲームズ2022」で銅メダルを獲得していますので活躍が期待されます。