100試合で首位 2.5ゲーム差の混戦 ⇒ V確率50%(2/4)
さらに、混戦状態だったセ・リーグはどうだったのか、ちょっとしぼって見ていきます。
100試合順位(Vは優勝チーム)
2.5ゲーム差以内の混戦
1位 2位 3位
2021 阪神 巨人1.5 Vヤクルト2.5
2019 V巨人 DeNA0.5 広島2.0
2015 巨人 阪神0.5 Vヤクルト1.0
2014 V巨人 阪神2.5 広島4.0
2.5ゲーム差以内の混戦だったのが、2014年・2015年・2019年・2021年。その中で逃げ切れたのは4チーム中、2チーム。2度、ヤクルトが逆転していました。
ことしは競っているんですが、「どんと来い!」です。
田村友里 キャスター
どんと来い…?
石田充 アナウンサー
去年、カープが何位だったか覚えていますか?
田村友里 キャスター
去年、カープは2位です。
石田充 アナウンサー
2位をめぐる数字を見ていただきたいんです。開幕前からわたくしが唱えている説なんですが、“2位から次の年に優勝する” という過去のカープの歴史。これをひもといてみます。
過去、3度(1984年・1986年・1991年)あるんです。そのシーズン、どういう戦いをしたか…

“2位” の翌年にカープが優勝した過去3年
優勝したときの試合消化率
1984 125/130試合 ⇒ 96.2%
1986 129/130試合 ⇒ 99.2%
1991 128/132試合 ⇒ 97.0%
1984年は130試合中の125試合目、1986年は130試合中の129試合目、1991年は132試合中の128試合目で優勝を決めるという、ギリギリに「やったあ!」っていう瞬間が来るのが “前年2位、翌年優勝” というパターンなのです。
天谷宗一郎 さん
なるほど。
石田充 アナウンサー
ですから、わたしの説はこうなります。過去、3年もそうでしたから。