“ノロノロ”台風5号 13日にかけて日本海側にも影響か
井上キャスター:
影響が長続きするということですが、今後は太平洋側だけではなく日本海側にも影響があるのでしょうか。

広瀬気象予報士:
台風は勢力を落としつつ西へと進み、太平洋側だけではなく秋田や青森などの日本海側でも13日にかけて激しい雨が降るおそれがあります。
梅雨の末期に秋田県や山形県で大雨災害が発生しましたが、そうした被災地でも雨が強まって、土砂災害や河川の増水の危険度が高まっていく可能性があります。
実は台風が弱まっても大雨には関係なく、過去には何度も熱帯低気圧になってから大雨災害は発生していますので、油断せずに夜間はなるべく安全な場所で過ごすようにしてもらいたいと思います。
ホラン千秋キャスター:
2024年は暑さも言われている中で、まだ台風の発生個数が例年と比べて少ない印象だったので、「そうだ、台風の備えもしないと」と感じましたし、南海トラフ地震にも注意・警戒を呼びかけられていて、気にしないといけないことがたくさんあります。

プロ経営者 ハロルド・ジョージ・メイさん:
連日の猛暑やゲリラ豪雨、今回のように本来はあまり台風が来ない地域に来るなど、自然なことが自然ではなくなってきているように感じます。
だから備えることしかできない。いつどこで何が起きてもおかしくない世の中だという認識で、色々な備えをするべきだと思います。私は食料や水などの物だけではなくて、例えば保険や心構えという準備もしておくべきかなと思います。
ホランキャスター:
できるうちにできることをということだと思いますが、慣れない土地で天気の極端な現象に遭遇することもあると思うので、普段以上の備えなどが必要になってきますね。
広瀬気象予報士:
夏休み期間で、普段と違う場所で過ごしている人や、これからそういった場所に行くという人もいると思います。旅先や帰省先のハザードマップも今はスマートフォンで確認できるので、今一度確認してほしいと思います。
井上キャスター:
気象庁のホームページもスマートフォンで見られますので、キキクルなど逐一アップされる情報をご活用ください。
そして、週末ごとに台風が来そうですね。