お盆休みを直撃した台風5号は、岩手県に記録的な大雨をもたらし、自転車並みのゆっくりしたスピードで東北地方を横断中です。
記者
「顔に打ち付ける雨が非常に痛いです」
異例のコースをたどった台風5号。東北管内の在来線などで運転見合わせが相次ぐなど、お盆シーズンの交通に影響が。さらに、川は“濁流”に変わり、街も冠水しました。
けさ、岩手県陸前高田市では、台風に備えるための準備が進められていました。
高田松原商業開発協同組合 菅原香 事務局長
「従業員の安全も確保しまして、3時の開始ということで」
自転車並みのノロノロ台風となった、今回の台風5号。きょう午前8時半ごろに、岩手県大船渡市付近に上陸しました。
記者
「台風5号が上陸したとみられる大船渡市です。顔に打ち付ける雨が非常に痛いです。そして海を見ると、波がすごく激しくなっています」
こちらは、久慈市内を流れる長内川。川が濁流に変わり、河川は増水。
この台風の影響で久慈市下戸鎖では、24時間雨量が368.5ミリと観測史上最大となり、平年の8月1か月分の降水量の2倍を超えました。
また、岩泉町では、濁流となった河川が溢れ出し、道路が冠水。撮影者は急きょ引き返し、避難したそうです。
激しい音とともに勢いよく水が流れ出ているのは、観光名所の鍾乳洞・龍泉洞です。普段は緩やかに流れる川が一変、濁流に。鍾乳洞へと続く入り口からも水が溢れ出し、この影響で急きょ、施設を閉鎖することとなりました。
お盆シーズンを直撃した台風5号。久しぶりに地元に帰省した女性は、家族と早めに避難してきたといいます。
東京から岩手に帰省
「龍泉洞に入るの楽しみに来たんですけど。盆踊りもありますし、みんなでちょっと行こうと思っていたんですけど、残念ですね」
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