現地11日(日本時間のきょう(12日)未明)に幕を閉じたパリ五輪です。最終日には岡山市出身の太田海也選手が自転車トラック競技の男子ケイリン準決勝に出場しました。地元岡山も熱い声援が送られました。

(松村みなみ記者)
「太田海也選手、最後ケイリンで日本の誇りをかけて戦います」

日本時間のきのう、自転車トラック競技の男子ケイリン準決勝に出場した岡山市出身の太田海也選手(25)です。

岡山市北区では、太田選手を応援しようと親族をはじめ多くの人が集まりました。上位3人が決勝に進出できるレースには、今大会のメダリストも顔を揃えました。残り3周の時点で最終6番手につけた太田選手はラスト1周で真骨頂を発揮します!

(実況)「外から太田海也!!太田海也伸びたーー!太田海也3着!」

3着に入り決勝進出を果たしたかみられましたが…
(実況)「太田海也『降格』で準決勝4位」

審判は、太田選手の相手を内側に寄せた動きを妨害だと判定。他の競技でも警告を受けていたため累積で2度目の警告となり涙の失格となりました。夢だった『五輪金メダル』日本チームも抗議を続けましたが判定は覆りませんでした。
(太田海也選手(岡山市出身))
「全力で取り組んできたんですけど、こういった結果になって『ほんとうに申し訳ない』って思ってます」
ただ声援を送った弟は、誇りの兄だと話します。

(太田選手の弟・壮吾さん)
「みなさんと同じで本当に僕も悔しい気持ちなんですけど、一番悔しいのは『本人』ですし。『誇らしかったよ』『自慢だよ』と言いたいですし、これからも本当に頑張って、ゆっくり切り替えて頑張って欲しいと思います」
(太田海也選手(岡山市出身))
「もう審判員に『判定』されないくらいのレベルになるしか道はないと思うので、今回すべてが上手く噛み合わなかったので『4年後力をつけて帰ってきたいと思います』














