南海トラフ巨大地震、今回の地震の約180倍のエネルギー

ちなみに、マグニチュード(M)と地震波の形で放出されるエネルギーとの間には、通常、マグニチュードの値が1大きくなるとエネルギーは「約32倍」に、マグニチュードの値が2大きくなるとエネルギーは「約1000倍」になるという関係がある。

今回発生した地震でM7.1、2024年1月1日に発生した能登半島地震がM7.6だったことを考えると、仮に南海トラフ巨大地震のマグニチュードがM8.6だった場合、今回の地震の約180倍、能登半島地震の約32倍に相当する。