変わる暑さ対策の常識…野菜や調味料は常温保存に要注意!
山内キャスター:
そうなるとやはり、今までの暑さ対策などの常識は変わっていくということになりますよね。

野菜の保存方法も変えていかなければなりません。家事アドバイザーの矢野きくのさんに聞きました。
玉ねぎ、じゃがいも、かぼちゃ(未カット)といった、これまでは常温で保存していた野菜は、10℃~20℃が適温です。しかし、家の中が30℃以上になってしまうと暑さで傷みやすいため、今後は野菜室を推奨するということです。
東京大学准教授 斎藤幸平さん:
うちでは少し暗いところに野菜を置いていましたが、要するに常温が常温ではないから、新しい対策を取らなければいけないということですね。
山内キャスター:
“異常温”になっている、というところでしょうか。

では、液体の調味料はどこに置いていますか?矢野さんは醤油、酢、みりんについて「30℃くらいまでなら問題無いが、“35℃超え”が続くような時期は暑さで傷む可能性もあるので、1週間程度の不在時は野菜室での保存を」と話しています。
南波キャスター:
今は35度が当たり前のような日が続いていますが…。
東京大学准教授 斎藤幸平さん:
調味料も外に出していましたが、この間1泊2日で外出して帰ってきたら、確かにめちゃめちゃ熱くなっていました。観葉植物も干からびてカラカラになっていたので、本当に大変ですよね。