今回の台風5号は2016年8月に岩手県を襲った台風10号と同様の進路を辿る恐れがあり、警戒が必要です。
台風5号は日本の東の海上を北寄りに進んでいます。
今のところ12日(月)に東北地方の太平洋側に上陸し、岩手県に最も接近する見込みです。
同様のコースを通ったのが2016年8月の台風10号で、強い勢力を保ったまま大船渡市付近に上陸しました。
台風が東北地方の太平洋側に上陸したのは、統計開始以来、初めてのことでした。
沿岸では総降水量が約300ミリの記録的大雨になった所があり、河川の氾濫により岩手県内で20人以上が命を落としたほか、冠水、倒木、土砂災害が多数発生しました。
今回、台風5号の接近に伴い、県内は11日(日)と12日(月)は大荒れや大時化となり、沿岸を中心に記録的な大雨になる恐れがあります。
県内の多い所で11日午後6時までに予想される24時間降水量は150ミリ、その後、12日午後6時までに予想される24時間降水量は200ミリです。
12日月曜日が雨や風のピークになりそうです。
最新の気象情報を確認し、気を付けて連休を過ごしましょう。