宮城県の気仙沼市立病院でデータを消去しないままレジ端末3台を処分し患者4万8000人の個人情報が漏えいした可能性があることがわかりました。

これは7日、気仙沼市立病院が会見を開き明らかにしたものです。

それによりますと新病院移転に伴い2018年に備品などの処分を業者に委託した際業者が個人データを消去しないままレジ端末3台を流通させたということです。漏えいした恐れがあるのは、2014年6月から2017年10月までの間、端末に記録された患者4万8651人のカナ氏名や診療科などです。フリマアプリで端末を購入した人から連絡があり判明しました。

気仙沼市立病院は、端末1台を回収したほか、残る2台についても病院が管理するパスワードがないと閲覧できないため漏えいはないものと想定されると説明しています。