朝日町できょう、町特産のワインの仕込み作業が始まり、ワイナリーでは高品質なブドウの収穫に感謝し、仕込み作業の安全を祈願しました。

安全祈願祭では、ワイナリーの関係者などが玉ぐしやブドウを捧げるなど、質の高いブドウの収穫に感謝し仕込み作業の安全を祈りました。

大内希美アナウンサー「生産者の皆さんが丹精込めて作った大量のブドウが、今ベルトコンベアに乗せられ運ばれていきます。こちらからおいしい白ワインができるということです」

仕込み作業初日のきょうは、県産のデラウェア3トンが用意されました。

これから、720ミリのボトルおよそ3000本の白ワインができるそうです。

朝日町ワインによりますと、今年のブドウは、霜や先月の大雨の被害もほとんどなく、十分な日照時間と水分量を確保できたことから、糖度が高く品質も良いということです。

朝日町ワイン 安藤 武さん「(今年は)かなり気合の入った仕込みになっている。ブドウ生産者の想いや、私たちの気持ちが伝わるようなワインを作っていきたいと思うので、そういった想いを感じながら飲んでもらいたい」

ワインの仕込みは11月中旬まで続き、今年度は30万本分のワインを仕込む予定です。

きょう仕込まれたワインは、9月に開かれる「朝日町ワインまつり」で飲むことができるということです。