山形県内の手足口病の感染者数が5週連続で増加していて、警報レベルとなっています。

県衛生研究所によりますと、今月4日までの1週間に県内28の小児科定点医療機関に報告があった手足口病の感染者数は330人でした。

前の週に比べ52人増加していて、5週連続の増加となっています。

保健所別では置賜保健所で88人。庄内保健所で79人など、全ての保健所で感染者数が増加しました。

置賜保健所では1定点医療機関当たりの感染者数が17.60人と警報の開始基準となる5人を大幅に上回っています。

また、県内43の定点医療機関で新型コロナウイルスに新たに感染した人の数は417人で、前の週に比べ81人増加しました。

6週連続の増加となっています。

県では、帰省などで高齢者と会う場合や大人数で集まる場合には感染予防を心がけるよう、呼びかけています。