ネットスーパーに新たなトレンドです。

山梨県昭和町の総合スーパーでは新型コロナの感染拡大に伴い、コメや飲料といった従来の定番に代わり人気を集めているジャンルがあるといいます。

注目の商品とは?


武藤裕美記者:
今は何の作業をしていますか?

店員:
ネットスーパーでご注文いただいた商品を、リストに沿ってピッキングしております。お届け商品を一つひとつの鮮度をチェックして選んでいます。


山梨県昭和町の総合スーパー イオンスタイル甲府昭和です。


こちらでは、インターネットで注文し商品の店頭受取や自宅に配送するネットスーパーの利用者が増えていて、第7波が始まった7月は2021年の7月に比べ受注件数が3割増加。


新規登録者も増えています。


イオンスタイル甲府昭和 藤崎浩一 食品課長:
右肩上がりに件数が非常に多くなっています。密を回避するためにネットスーパーをご利用されているお客様も多いと思います。


これまで注文される商品はペットボトル飲料やコメ、それにカップ麺のまとめ買いといった重いものやかさばるものが定番となっていました。


しかし、ここ最近はあるジャンルが人気を集めているといいます。


武藤裕美記者:
それが、こちら。餃子や焼き鳥といった店内で調理した総菜です。例えば、こちらのてんぷらは揚げたてがその日のうちに届きます。


350種類を超える総菜やピザ、パンは山梨県内全域から注文が可能となっていて、受注は増加傾向です。


第7波が続く今、山梨県の物資によるレトルトやインスタント食品が中心となりがちな自宅療養者の手軽な食事として、ニーズ拡大にも対応したい考えです。


イオンスタイル甲府昭和 藤崎浩一 食品課長:
自宅療養されている方でも、出来立ての総菜やお弁当を召し上がっていただける機会になるのではと考えています。さらに品目を増やして、お客様により選んでいただいて、ご納得いただいてお買い物できるように、今後取り組んでいきたい。

変化が加速する消費行動。

イオンスタイル甲府昭和では今後、ネットスーパー部門の体制強化を視野に入れ、消費者の需要に応えたいとしています。