山本選手、関田選手…エースにつなぐ“献身プレー”にも注目

良原キャスター:
さらに、エースにつなぐ献身プレーもありました。リベロ・山本選手の“神技レシーブ”や、セッター・関田選手の“縦横無尽”な動きです。

まずは日本の守護神・山本選手のスーパープレーについて、迫田さんいかがでしょうか?

元バレーボール女子 日本代表 迫田さおりさん:
サーブレシーブも、正面ではなく少し外れていても、しっかりセッターに返る。第2セットでは「あそこ取るんだ!?」という場面もありました。すごく守備範囲が広いので、アタッカーが輝けるのも、山本選手がいるおかげだなと思います。

ホランキャスター:
安心していられるということですね。

元バレーボール女子 日本代表 迫田さおりさん:
ブロックに少し引っかかったとしても、山本選手がいるから思い切り打ってもフォローしてもらえる。そういう関係性も、山本選手だからこそというのはあります。

良原キャスター:
続いてセッター・関田選手は、運動量がとにかくすごいです。

元バレーボール女子 日本代表 迫田さおりさん:
トス上げて、走っていって、ブロック跳んで、またトスという…。ラリーでセッターは必ずボールを触るので運動量は多くなりますが、そのなかで正確なトスを上げられるのも関田選手だからこそです。

ホランキャスター:
本当にあっち行ったり、こっち行ったり…同時に2か所に存在しているんじゃないか、というくらいのスピード感と運動量ですよね。

井上キャスター:
イタリア戦を見ていても、世界で最も面白いバレーボールをしてくれるというか、観客を魅了するバレーボールをするのは日本なんだなと改めて思いました。

元バレーボール女子 日本代表 迫田さおりさん:
本当にそうですね。やはり、関田選手の組み立て方で見方は変わりますので、面白いバレーを展開してもらったなと思います。