夏休みを過ごす宮古島市の中学生が、議員になりきって子ども議会に挑戦しました。
宮古島市の主催としては2006年以来18年ぶりに開かれた子ども議会には、市内11校の中学生23人が参加しました。
開会の前日に座喜味市長から委嘱状を受けた中学生議員たちは、緊張した面持ちで議場へ入場します。

そして、議会に臨み、地域や学校の課題解決に向けた取り組みなどについて市当局に提案や質問をしました。
▽鏡原中 下地亮真さん
「来間島では、再生可能エネルギーや大型蓄電池を使い電力の100%を地産地消を目指す事業を行っていると聞きました。エネルギー自給率の向上は宮古島市全体で実行する必要があると思いますがそのための政策は開始しているのでしょうか」
▽副市長が答弁
「太陽光パネルや蓄電池の設置、省エネ家電や電気自動車への置き換えをすすめて再エネ由来電力の増加と省エネ促進に務めてまいります」

▽観光業のあり方を質した我如古寧々さん(上野中2年)
「今までよりも、自分だけでなく市民、みんなのためにどういうことができるか考えながら行動したいと思いました」
中学生議員たちは直接、市に提案する機会を体験するなかで、住みやすいまちづくりへの関心を高めている様子でした。
(7月30日 宮古島通信員 大浦将人)