アーティスティックスイミングが始まり、チームで2大会ぶりのメダルを目指す日本は3つのルーティンの最初のテクニカルルーティンで6位とされたが審判団に抗議し、3位に変更された。トップは中国が313.5538点をマークし圧倒した。

昨年、ルール改正され初めてのオリンピック。8人編成で行われるチームはテクニカルルーティン、フリールーティン、アクロバティックの3つのルーティンの合計得点で順位が決まる。採点方法も変更され演技構成を事前に申告し、その技が認定されなければ、減点となる。

前回4位と表彰台にあと一歩届かなかった日本は8番目に登場。難度を48.100点で申請した日本のテーマは「雷」。最初のリフトを成功させると、連続の足技もスピードがあり、体型移動もスムーズに進んだ。
さらに疲れの出てくる終盤には16連続の足技が組み込まれ、大きなミスなく終えた。しかし申請した48.100点の技が認められず、減点され37.450点となった。トータルでも253.6617点で10チーム中6位と厳しいスタートとなったが、その後、日本チームは採点について審判団に抗議、それが認められ得点が284.9017点となり順位も3位に変更となった。

1種目目のテクニカルルーティンで世界女王の中国が唯一300点台の313.5538点と別次元の演技でトップに立ち、2位はスペインが287.1475点で続いている。