「気になって、仕事に身が入らない」一喜一憂は厳禁!株価暴落、どう見れば?

山内キャスター:
そしてこれまであまり投資に馴染みのなかった人も始めた新NISA。

株価暴落 SNSの声
「投資やらなければ良かった、NISA解約します」
「新NISA初心者なので、動揺してます」
「気になって、仕事に身が入らない」

これに対して坂口さん「一喜一憂は厳禁」だと話しています。

経営コンサルタント 坂口孝則氏
「そもそもNISAは“長期型投資”。過去長期的に見ても市場は右肩上がり。個人の判断にはなるが売却を急がず長い目で見守る方がいい」

そしてもう一つ、今度は円高で実は「物価が下がるかもしれない」という観測があるんです。これはどういうことかといいますと、日本は食料自給率38%と輸入に頼っています。
(農林水産省 2022年度)

▼円安
 輸入コストなど↑…物価高

▲円高
 輸入コストなど↓…物価落ち着く

経営コンサルタント 坂口孝則氏
「このまま円高が続けば、円安を起因とした物価上昇が軽減される可能性」

井上貴博キャスター: 
株価も2024年に入ってむしろ上がり過ぎてバブルになっていたと言われている。このくらい下がることもありうる。長い目で見るべき。

一つ言えるのが、極端すぎる。株価もそうですし、円相場もこれだけ極端になると、企業もどこを水準にして考えていけばいいのか難しい。企業も対応しずらいだろうと感じます。

ハロルド・ジョージ・メイさん:
特に日本企業はどんどん株価に対する意識も高まっている。色々な測り方があるにしても。そろそろ株価の価値を上げないといけない。今まであんまり考えてこなかった。これだけ乱高下すると、なかなか長期の計画が立てられない。

ホランキャスター:
特に中東情勢もありますし、アメリカ大統領選挙もありますし、読めないイベントがたくさんある。

ハロルド・ジョージ・メイさん:
株は長期戦ですね。

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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック、アース製薬の社外取締役など