先週末に大幅下落した日経平均株価ですが、きょうも大きく値を下げました。新NISAなど、私たちの生活への影響はどうなるのでしょうか。
日経平均株価“大暴落”「新NISA」は大丈夫?

山内あゆキャスター:
大幅下落する日経平均株価、8月5日も記録的な下げ幅になりました。
2024年1月に新NISAが始まりました。そこから順調に株価は上がっていって4万円台をキープ。
そして、7月11日には史上最高値となる4万2224円になります。
ただ、そこからぐっと下がりまして、先週末も記録的な下げ幅。
そして8月5日は過去最大の下げ幅となり、終値は3万1458円となりました。
では一体なぜ株価は下がったのか、そして私たちの生活へ影響がどんなところに出てくるのかを見ていきます。
まずはこの株価暴落のポイントです。

▼ポイント① アメリカの景気後退への懸念
経営コンサルタント 坂口孝則氏
「米国の失業率を示す、経済指標が発表され、アメリカの景気が後退しているという懸念が広がった」
→失業率4.3%(雇用統計より)“景気後退のシグナル”か
▼ポイント② 日銀の“利上げ”
経営コンサルタント 坂口孝則氏
「日銀が利上げを発表したことで、円高が急速に進み、株価急落の大きな要因となった」
→円高が進み・・・輸出関連株など大幅に下がる
円高が進みますと、輸出関連株などが大幅に下がる。これが全体として株価を引き下げていったということです。皆さんはどう見ていますか?
ホラン千秋キャスター:
日本の株だけやっている方は、もう日本の企業のことだけで「世界のことは別に見なくてもいいや」と思ってしまいがち。ですが株は本当に色々なところと連動している。特に新NISAから始めた方は、きっと驚かれた方多いですよね。
ハロルド・ジョージ・メイさん:
それにしても少しオーバーリアクション。ここ1年の上がった分が2日ぐらいでも全部消えたことは、世界的にみても、なかなか誰も想定していなかった。今後また少し上がっていくと考えますけどね。