パリオリンピック™の会場で2日、台湾の女性が中国人とみられる男性に応援グッズを奪われたとして、台湾外交部が非難する声明を発表しました。
2日、バドミントン男子ダブルスの試合会場で、台湾の女性が持っていた「台湾頑張れ」と書かれた手作りの応援グッズを中国人とみられる男性が無理やり奪いました。
台湾メディアによると、この男性は直前にも女性が「台湾頑張れ」と声援を送った際に、「中国チーム」「台北チーム」などと叫んでいたということです。
台湾外交部は3日、応援グッズを奪った男性の行為について、「このような暴力行為は、教養が欠如しているだけでなく、オリンピックに代表される文明の精神に著しく反し、法の支配に背き、言論の自由を侵害している」と非難するコメントを発表しました。
台湾の応援グッズをめぐっては同じ2日に、「Taiwan」とかかれたタオルを係員が没収しています。
パリオリンピックの公式サイトによると、選手の所属する国や地域の旗の持ち込みは認められている一方、政治や宗教などのメッセージが書かれたものは持ち込みが禁止されています。
台湾はオリンピックでは、「チャイニーズ・タイペイ」の名称で呼ばれています。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









