自民党の萩生田政調会長が約15年前に旧統一教会の関連団体のイベントに参加していたという証言を新たに得ました。一方、自民党議員と教団の接点が次々と明らかになる中、二階元幹事長は「自民党はびくともしない」と強調しています。
■後援会会長が旧統一教会の関連団体とつながりも…岸田総理「知る立場にはありません」
8月24日、会見した崇城(そうじょう)大学の中山峰男学長。岸田総理の熊本の後援会「熊本岸田会」の会長を務めています。
崇城大学 中山学長
「岸田総理に対して大変申し訳ないという思いで今おります」

中山氏は日韓を海底トンネルで結ぶことを目指す、旧統一教会の関連団体の議長を務めていたことを明らかにしました。

崇城大学 中山学長
「私自身も今の今まで統一教会と関係があるということについては、全く認識がなかった」
岸田総理は…
岸田総理
「私自身は知る限り、旧統一教会との関係はありません。私自身は彼らの活動を逐一知る立場にはありません」

また、岸田総理は自民党と旧統一教会との関係をさらに見直すとしました。
岸田総理
「もう一段踏み込んだ実効的な体制の整備をはじめ、国民の皆さんの不信を払拭するための方策について必要な指示を行っていきたい」