物価や住宅ローンの支払いに大きな影響を与える「金利」について、日本銀行はおととい(7月31日)、引き上げを決めました。私たちの生活にはどんな影響があるのか、取材しました。

(天満屋ハピータウン 桒田武店長)
「こちらのスペイン産のイベリコ豚バラしゃぶしゃぶ用は以前は100グラムあたり198円で販売していたんですけども、今では100グラムあたり228円で販売しております」

岡山市中区原尾島にあるスーパーです。物価高騰による値上げは現在も続き客の財布のひもは締まる一方だといいます。
(天満屋ハピータウン 桒田武店長)
「毎日の買い物を迷われていると思うんで、なるべくお客様に飽きられないようなメニュー提案をやっていきたい」
この状況をどうにかしようとおととい…
(日本銀行 植田和男総裁)
「(短期金利)の誘導目標を、これまでの0~0.1%程度から0.25%程度へと変更しました」
日本銀行が発表した金利の引き上げ。過熱する物価の高騰を抑えるのが主な狙いです。

(佐藤記者)
「今回の日銀の利上げは、私たちの生活にプラスの面とマイナスの面があります。プラスの面は銀行預金の金利が上がることです」

三菱UFJ銀行など大手3行は、普通預金金利を年0.02%から0.1%に引き上げると発表しました。
(町の人)
「どちらかというと嬉しい」
「上がらんよりはましです」