正体は「特定外来生物」
小林市を流れる岩瀬川と大淀川が合流する場所の近くにあり、宮崎県が管理する「岩瀬ダム」。

上流の方に目を向けると一面に緑が広がっている。その正体は?
(都城土木事務所・鏡園義幸課長)
「外来植物となるウキクサになります。ボタンウキクサ、ホテイアオイ、ブラジルチドメグサの3種類になります」

緑色の正体は、ウキクサ。
そのほとんどは、ウオーターレタスと呼ばれる「ボタンウキクサ」だ。

(垣内記者)
「根の長さ80センチぐらいあるんじゃないでしょうか?横幅も30センチぐらいはありそうです。葉っぱは結構丈夫で、周りに小さな毛が生えているので、ふわふわしていてすごい触り心地はいいです」


もともと「ボタンウキクサ」は、観賞用として輸入された熱帯原産のサトイモ科の植物で「特定外来生物」に指定されている。
岩瀬ダムでは去年10月にウキクサが確認され、11月には約11ヘクタールに繁殖。

県では、今年2月から4月にかけて除去作業を行い1ヘクタールまで減らした。
その直後の写真がこれだ。
