今回の大雨で、舟形町では、土砂崩れに巻き込まれ倒壊した民家から、80代の女性が助け出されました。
当時、建物に挟まれていた女性に声をかけた男性が、当時の状況を語りました。
舟形町では、大雨の影響で山が崩れ、住宅1棟が土砂に巻き込まれました。

住宅には、80代女性と消防団員の息子の2人が暮らしていたということですが、息子は消防団員として出動していたため、女性一人が巻き込まれました。

倒壊した家の隣に住む星川さんです。当時の状況をこう語ります。
倒壊した家の隣に住む 星川賢二 さん「どーんと音がして、その後地鳴りみたいになって。かなりの大きい音がした。まさか隣がこのような状態になっていると思わなかったからびっくりした」

当時、星川さんは自宅にいて、避難しようとしていた矢先の出来事でした。女性が挟まっているのを発見します。

倒壊した家の隣に住む 星川賢ニさん「ガラス窓を割って声をかけたら、手をこう振ったから、大丈夫だなと確認して。右足挟まれたって話してた」

女性は普段、1階のベッドで寝ていましたが、当時たまたまトイレに行こうと起きていたため、この辺りで挟まっていたそうです。
女性は身動きが取れなくなりながらも星川さんとその後かけつけた息子の呼びかけに反応したといいます。

発生からおよそ6時間後、女性は、レスキュー隊によって、無事救助されました。

幸いにも軽いケガで済んだということです。














