先月の平均気温が統計史上最も暑かった去年を上回り、記録の残る126年間で「最も暑い7月」だったことが分かりました。

気象庁によりますと、先月の日本の平均気温は平年と比較して+2.16℃で、1898年に統計を取り始めてから過去最高を更新しました。これまでで最も高かったのは去年の+1.91℃で、2年連続で過去最高を更新するのは初めてです。

地域別にみると、東日本と沖縄・奄美が過去最高となっています。

気象庁の担当者は「危険な暑さになっており、危機感を持っている」としています。

気象庁によりますと、今月の前半は引き続き広い範囲で猛暑日となるなど危険な暑さが続き、8月を通して全国的に高温となる見込みだということで、熱中症に厳重に警戒するよう呼びかけています。