触れてないのに?ファール判定 仏代表HC「ラッキーだった」

井上キャスター:
そしてもう一つです。残り10秒のところで、スリーポイントシュートを決めた相手選手がとにかく素晴らしいなと思ったのですが、フランス代表のコレヘッドコーチは「普通ならディフェンスはチェックしに行かない。彼(河村選手)があの判断をしてくれて、私たちはラッキーだった」と話しています。

この時点で4点差あるので、スリーポイントシュートを決められても勝てるのだからチェックしに行かなくてもいいのではないかという判断です。

ホランキャスター:
チェックというのは何ですか。

篠山竜青さん:
シュートを打つ選手に対して手を上げてジャンプをする、なるべく相手に簡単に打たせないためのプレーです。このプレー自体に接触があったかどうか、ファウルだったのかどうかっていうのはすごく微妙なところです。

私からすると、左手が腰に添えるような形になってしまったところが少し怪しく見えてしまうかなと思います。残り時間と点数を考えたときに、河村選手はここまで激しくチェックに行かなくてもよかったですし、ゴール下にボールが入ったところからパスが出たのですが、そこに対しても行かなくてよかったと思います。相手選手に2点プレゼントさせてもよかった、というようなプレーが彼の反省点だと思います。

井上キャスター:
でも行く気持ちもわかる感じはしますけどね…

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<プロフィール>
篠山竜青さん
Bリーグ川崎ブレイブサンダース所属
2019年 W杯日本代表主将

萩谷麻衣子さん
弁護士 結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当