今回の大雨で特に大きな被害を受けた場所のひとつが酒田市大沢地区です。

一時、孤立状態になったこの地区の様子を、JNNのカメラが取材しました。

酒田市大沢地区へ続く国道344号。

周りの畑には大量の流木が散乱しています。

道路の崩落で、一般車両が通れなくなっていたこの道。

きのう、ようやく通れるようになりました。

JNN取材団 喜入友浩「午後2時15分ですようやく工事が完了しまして通行できるようになりました」

JNN取材団 喜入友浩「川が近くにあってそこの土砂が崩落したということでここを埋め立ててようやく通れるようになりました。ただ片側交互通行ということで向こう側にも渋滞ができています」

大沢地区を目指し、車を進めていくと。

JNN取材団 喜入友浩「この辺りはまだ土砂崩れの爪痕があります。かなり大きな木、木の根っこが見えるので根元から折れて流れてきたということになります」

JNN取材団 喜入友浩「この先は電柱が倒れてしまっています。停電している地域もあるということで、電力会社電気関係の工事車両が停まっています」

JNN取材団 喜入友浩「この先が大平沢地区ですね。橋の上にも土砂が溜まっていたのでしょうか。ガードレールも壊されていますね。今復旧作業が行われていて、車は通れませんが、歩いては通ることができる状況です」

JNN取材団 喜入友浩「電柱が折れてしまっています。かなりの勢いで水が流れてきたのを物語っています」

道路の脇には、切れた電線もそのままになっていました。

JNN取材団 喜入友浩「ちぎれたんですねこれ電線が」