吉村知事「豪雨災害に関する応急対策及び復旧対策に万全を期すため、特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます」

吉村知事はきょう午後、内閣府・農林水産省・国土交通省の担当者とオンラインで面談し、大雨被害の早期復旧にむけて国に要望書を提出しました。

その中で、強く求めたのは「激甚災害」への指定です。

内閣府によりますと激甚災害に指定されると、災害復旧事業などの国による補助が
1割から2割ほどかさ上げされます。

今回の大雨で、県内では23の河川で36か所が氾濫し、17か所で土砂災害が確認されています。

このほか、国道で通行止めとなったのは108か所にものぼります。

広範囲かつ、甚大な被害により、被害額は計り知れないということです。

吉村知事「調査継続中であるのでできるだけ早く状況を把握し、正式に要望を重層的に行っていきたい」

他にも、農水省には、生産者への資材や、肥料・農機具などへの購入支援を、国土交通省には、国道の早期復旧などにむけた人員の派遣や抜本的な治水対策を求めました。