午後6時15分から「Veryカープ!RCCカープナイター 広島-DeNA戦」の模様をお伝えするマツダスタジアムから最新情報です。

坂上俊次 アナウンサー
この映像にもすごく意味がありまして、この地点が31日、何人もの選手に聞いた中で一番、球場内で暑く感じたとみられる場所です。センターのやや後方なんですけれども風があんまり抜けないということで、一見、なんの変哲もないグリーンのコントラストかもしれませんけど、ここが一番暑いということです。

選手によって話は違って、大瀬良大地 投手に聞くと、ここよりもうちょっと右、この右中間のあたりが一番暑いということです。選手ってすごいなと思うのが、「暑い、暑い」ばっかり言っていないんです。「この暑さ、汗が噴き出る場所を自分を追い込む場として使うこともあるんだ」と。

ただ、31日は35℃を超えました。危険かなっていう話はしていました。放送席もやっぱり暑さがすごく出ています。わたし、水を凍らせてきたんですけど、あっという間にほとんど溶けちゃいました。

暑さ対策はぼくだけかなと思ったら、実況の 伊東平 アナウンサーは放送席に日焼け止めを忘れています。みんな、工夫してやっています。

まずは30日の試合を振り返ります。

2位・広島カープと4位・DeNAの3連戦。チーム打率リーグNo.1のDeNAに対し、30日は先発の 玉村昇悟 が、仁王立ち。3イニング連続3者凡退でスタートを切ります。

打線は2回、菊池涼介 にタイムリー。1点を先制します。

続く3回には3塁まで進んだ 秋山翔吾 がファーストゴロで飛び出してしまいますが、おっとっと、ナイスセーフ、3塁に戻ります。

すると4番・小園海斗 がライト前へ。これで秋山が還り、2点目。

さらに、好調の 坂倉将吾・矢野雅哉 と連続タイムリーでカープはこの回、一挙に4点を奪います。

矢野は、5回にもタイムリーを放ち、猛打賞で3打点の大暴れ。6点をもらった玉村は6・7・8回も連続3者凡退に抑える圧巻のピッチング。

9回、完封のマウンドに向かいますが、2アウトから 牧秀悟 にスリーランホームランを打たれてしまいます。くやしい1本ですが、プロ初の完投勝利で2勝目。

玉村昇悟 9回 球数132 被安打5 奪三振7 失点3

投打ががっちりかみ合った新井カープが快勝です。(広島 6-3 DeNA)