アメリカのトランプ前大統領の暗殺未遂事件をめぐり、シークレットサービスのトップは、銃撃の前に射殺された容疑者に関する情報が地元警察から共有されていなかったという認識を示しました。
シークレットサービス ロナルド・ロウ長官代行
「シークレットサービスは銃声を聞くまで男が銃を持っていることを知らなかった」
議会の公聴会に出席したシークレットサービスのロナルド・ロウ長官代行は、30日、暗殺未遂事件の責任を認める一方、地元警察から容疑者に関する情報が共有されていなかったという認識を示しました。
現場の警護隊が「不審人物」に対応しているという情報はあったものの、銃撃が起きるまで、その人物が屋根に上っていることや銃を持っていることなどは知らされていなかったと強調しました。
また、「シークレットサービスのスナイパーは武器使用の全面的な裁量を与えられていた」と述べるとともに、「情報があればより迅速に対応できたはずだ」などと強調しました。
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