ロシアによるウクライナ侵攻から24日で半年。そして、ウクライナは24日、独立記念日を迎えようとしています。いまだ、ロシア軍との戦闘が続く祖国に家族を残し、鳥取県に暮らす女性の心境は今。
ウクライナ出身 ピロゴバ・マリーナさん
「明日でさえどうなるかわからないし、いつすべてが終わるかもわからない状況です」
こう話すのは、結婚を機に7年前から鳥取県北栄町で暮らすウクライナ出身のピロゴバ・マリーナさん。
マリーナさんの家族は、ロシアが支配する地域から100キロほどしか離れていないウクライナ東部のカーミヤンシケ市に住んでいます。
弟は戦争をきっかけに軍に入隊。両親とともに無事だといいますが、心配な日々が続いています。
ウクライナ出身 ピロゴバ・マリーナさん
「物価も高くなり、毎日多くの人が死に、ロシア部隊は活発に攻撃してくる。状況はまだひどいし、おそらく前よりひどくなっています。」
近くの街にはミサイルが飛んでくる日もあり、家族に北栄町に来て欲しいという気持ちはありますが。
ウクライナ出身 ピロゴバ・マリーナさん
「もちろん、家族に北栄町に来てもらって近くで過ごしてもらいたい。しかし家族はどこにも行かないと決めていて、それを尊重しています。」
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