多様化の先進国フランスに学ぶ
ダンスミュージックを中心にしつつ、ゴジラというヘヴィメタルバンドも出ていました。ここに至るまで音楽が絶え間なく延々と流れていましたが、これでダフトパンクが再結成してくれたら言うことなかったですね。ま、それは閉会式に望みをつなぐとして(笑)。
レディー・ガガのほかに、もう1人話題をさらった、開会式の最後の一番いいところで「愛の讃歌」を歌ったセリーヌ・ディオン。ここ数年体調が芳しくないと伝えられてきましたが、見事な復活ぶりでした。
セリーヌ・ディオンの前に登場したアヤ・ナカムラというマリ生まれの歌手もそうですが、厳密にいうとフランス人じゃないんですよね(ナカムラはマリとフランスの二重国籍)。セリーヌ・ディオンはフランス語圏のカナダ・ケベック州の人ですから。出生地とか国籍とか、もっと言うと、人種、民族にこだわらない開会式でした。今、我々が流行語のように日本で多様性、多様化と言っていますが、その先を行っていると言ってもいいでしょう。
フランスの開会式のショーのやり方を見ると、3年前の東京オリンピックのことを思い出して、情けないとかを通り越して、ちょっと切ない気分にもなったくらいでした。ただ、フランスを見上げながら、我々も学ぶところが沢山あるなとも思いました。
他にもミニオンとか、ルイ・ヴィトンとかも出てきましたし、サン=テグジュペリの「星の王子さま」、SFの父と言われ「海底二万哩」でも有名なジュール・ヴェルヌなど色んな人たちへのオマージュも散りばめていました。
キャバレーはフランス発祥だと言いましたが、「映画もリュミエール兄弟=フランスが作ったんだな」、「気球もフランスなんだな」とか、国力のアピールとしても、「こんなやり方があったのか」というのを知らされた開会式でした。














